陽気なぼっちが地球を回す

ぼっちを極めし主婦の熱い想いを書き殴るブログ

【語彙力ゼロ感想文】村上春樹『騎士団長殺し』を読んで。豊かな時間について考えた。

広告

f:id:unaunako2:20190221203831p:image

 

さて、懲りずにこの語彙力皆無なシリーズ、今年もやってまいりました!!

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

 

あらすじは、

妻との離婚話から自宅を離れ、友人の父親である日本画家のアトリエに借り暮らしすることになった肖像画家の「私」は、アトリエの屋根裏で『騎士団長殺し』というタイトルの日本画を発見する。アトリエ裏の雑木林に小さな祠と石積みの塚があり、塚を掘ると地中から石組みの石室が現れ、中には仏具と思われる鈴が納められていた。日本画と石室・鈴を解放したことでイデアが顕れ、さまざまな事象が連鎖する不思議な出来事へと巻き込まれてゆく。

 

村上春樹さんの本はもう何冊も読みましたが、分かりやすい一冊だったと思います。

ってかわかりにくい、わかりやすいで別けてるわたしって…。(いやあくまで私の!この読解力なさ満載のわたしの分け方ですから!!)

 

何冊も読んで思うのは、シンプルなご飯の描写がとにかく美味しそうなこと!

登場人物たちが食べるご飯っていっても簡素なものだけど、コーヒーや紅茶の香りが漂ってきて、ああ、食べたいなーと思う。シンプルなサンドイッチとかサラダとかオムレツを。

 

あとは、登場人物たちが住んでいる家や部屋、場所が固定イメージとして脳裏に浮かぶんですよね、村上春樹さんの作品って。

これまで読んできた題名をみると、『あぁ、この主人公はこんな感じの部屋に住んでたな』ってわたしの妄想の部屋だけれど、思い浮かぶんですよね〜。不思議。

 

さて今回騎士団長殺しを読んで思ったのは、現代の話でインターネットもケータイもあるのですが、主人公は色々あってケータイを海へ投げ捨て、小田原の山の別荘的なところに行くんですよね。で、電話しかない家に住むんです。

テレビもない、もちろんネットは引かれてないと思われるしパソコンもない。

あるのはラジオやオーディオやレコードや本。

 

主人公がレコードを選んでオペラを聴いたり、本を開いて朝ごはんを食べたり暇を潰したり、最低限の情報はラジオで得て、ぼーっと景色を眺めたりするシーンがいくつかあるのですが、

 

それがすっっごくいいなぁって思って。

 

それはそれですごく豊かな時間だなぁと思って読んでました。そしてそういうの書くのが上手いんじゃないかななんて思ったりした。世代だからってのもあるかもしれませんが。

 

もちろんスマホ大好きだしSNSに助けられてる日々だし写真も動画もとれるしサイコーに便利な時代やっほー!って思って生きてますが、情報量が多すぎて疲れてる時ってあるよね。だからわたしは基本的に実名のSNSはしない派。匿名でネットの世界を楽しむ派です。

 

そういえば私も人生で一番病んでた時、Eテレばっかり見ててさ…。SNS系もみてなかったね、あの頃。Eテレは平和で、あと基本的に子どもが見るレベルの難しさしか頭が受け付けなくなっててね…。我ながらめっちゃ病んでたな。

 

だから妻に離婚話されて傷心していた主人公にとっても、このある意味断絶された世界は心の傷をのんびりと癒すのには最適だっただろうな。まぁそんなのんびりもできなかったんだけど。

 

そんな風にスマホがなかった時代に想いを馳せたのでした。

わたしもスマホにしたのは22歳くらいだったと思うのですが、ガラケーの時どうやって過ごしてたか分からないくらい、スマホって画期的だし革新的ですよね〜。

 

さて、色々読んできましたが、やはり1番好きなのは、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』これ一択!!!!

未読の方是非!!

 

以上、全然感想文じゃない感想でした。